中国は今、この歴史の過ちを修正し、歴史の傷を癒し、海洋強国の威風を取り戻そうとしている。中国は原材料とエネルギーを欲しており、海外市場を開拓しなければならないが、これには立派な商船隊が必要だ。そのため鄭和は近年、再び民族英雄として崇められるようになった。中国は昨年、鄭和の大航海に関する報告書を発表した。
中国初の空母が間もなく公海上を航行しようとしている。中国は今後数年間で、さらに3−4隻の建造を予定している。中国の軍事予算も、今年10%以上増加した。中国は最も先進的な駆逐艦・原子力潜水艦が南中国海・東中国海に姿を見せるたびに、隣国を恐怖に陥れている。中国は他にも、アデン湾の海賊撲滅に軍艦を派遣している。