中国の全国社会保障基金(社保基金)理事会が先般明らかにしたところによると、2012年の社保基金の投資収益が645億3600万元で、投資収益率が7%に拡大した。実現収益率は4.38%と、3年ぶりの高水準となった。3日付中国証券報が伝えた。
2012年末時点で、社保基金が管理している資産の総額は前年比27.5%増の1兆1082億7500万元に達し、初めて1兆元の大台を突破した。また、2012年、中央財政による社保基金への拠出金は同9%増の526億1400万元だった。
「中国証券報」より 2013年4月3日