景気循環と工業化のペースダウンなどの要因の影響を受け、2012年の中国商用車メーカーの業績が全面的に不振に陥り、2010年の過去最高から2年連続のマイナス成長になると同時に、ここ20年の最低水準を記録した。3日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、「商用車の長期的な潜在成長率が、国の経済成長と工業化プロセスとは密接な関係がある。「十二・五(第12次5カ年計画、2011―2015年)」期、中国はまだ工業化の中期にあるため、商用車市場の長期的な潜在成長率がおおむねGDP成長率とほぼ同じようになる」との考えを示している。2012年第3四半期の調整を経て、同年12月の商用車販売台数が前年同期比8.2%増となったことが商用車市場回復の兆しである。経済ファンダメンタルズの変化により、同業種も2013年通年でプラス成長に転じる確率が大きいという。
「中国証券報」より 2013年4月3日