日米製造業の回復ペースは予想を下回ったが、アジアの一部の経済体の内需が刺激されたことで、アジアの一部の国と地域の製造業が拡大している。
4月1日に発表されたPMIによると、韓国・台湾・インドネシア・ベトナムの製造業活動が拡大している。そのうち韓国の製造業活動が、過去1年間で最も活発になっている。HSBCが発表した韓国PMIは52.0に達し、2月の50.9を上回った。台湾の製造業活動は内需および輸出受注の増加を受け回復し、3月のHSBCが発表した台湾PMIは2月の50.2から51.2に上昇した。インドネシアの製造業活動は、新規受注の急増により拡大した。新規輸出受注は小幅増にとどまったが、HSBCが発表したインドネシアPMIは2月の50.5から51.3に上昇した。HSBCのエコノミストは、「旺盛な内需がインドネシア製造業の支柱となっており、今年下半期に輸出が第2の支柱になるだろう」と指摘した。ベトナムの製造業は中国・日本・タイからの需要増により拡大した。HSBCが発表したベトナムPMIは、2月の48.3から50.8に上昇した。
「人民網日本語版」2013年4月7日