人民元相場が上昇、ホットマネーを引き付ける
人民元相場が上昇、ホットマネーを引き付ける。
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発信時間： 2013-04-18 15:39:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国人民銀行（中央銀行）が発表した最新データによると、中国は2月に金融機関による外国為替資金残高を2954億2600万元追加し、3ヶ月連続の増加となった。これは中国経済の回復が加速し、人民元相場の上昇の予想が強まるにつれ、資本が中国に持続的に流入したことを示す。
中国社会科学院学部委員の余永定氏はメディアの取材に応じた際に、「米連邦準備制度理事会の講じた金融緩和策は継続的なドル安を引き起こし、国内の資金を収益率の高い国と地域に流出させる可能性がある。これらの資金は現在、主にブラジルやインドネシアに流入しており、中国にも流入しようとしている。中国は大規模な外資が流入するという状況に直面する可能性がある」と指摘した。
対外経貿大学金融学院の丁志傑院長は、「人民元相場が年末までに高位で推移し続けることは難しい。円安の影響、特に東アジア各国の貿易への影響は時間差で現れるため、現時点ではまだ影響が表面化していないが、今後数ヶ月内に東アジア各国の貿易収支が悪化し、東アジア各国の通貨が全面安になる可能性がある。このような背景があるため、人民元相場は短期的な小幅上昇の後に、段階的に低下する可能性が十分にある」と分析した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年4月18日
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