中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は20日、中国の第1四半期の国内総生産(GDP)成長率は合理的な水準であるとの見方を示した。22日付中国証券報が伝えた。
周総裁は同日、米ワシントンで開催された国際通貨・金融システムの運営について話し合う国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会(IMFC)で、中国の経済動向について報告した際、「世界経済の不確定要素に直面する中、中国政府はマクロ調整を強化すると同時に、経済の構造改革を重視している。経済の安定した成長を維持し、物価水準を安定させ、国際収支の更なる均衡化に努めてきた」と話した。