中国国際航空は近年、航空機調達に巨額の資金を投じている。同社と関連子会社は今年3月上旬、ボーイング社と31機の航空機を調達する計画を結び、総額は47億8000万ドルに達した。この取引により、同社と関連子会社の輸送能力が約20%増加する。
航空機製造大手の市場担当者は、「航空会社が航空機を調達する場合、一般的には5年以降の計画を見据えたものだ。調達数が多い場合、製造メーカーは魅力的な割引価格を提示し、さらに交付時期を前倒しすることがある」と語った。しかし業界関係者は、「中国国際航空は航空市場が低迷している際に、巨額の資金を投じて底値買いしている。輸送力拡大の時期を見誤れば、リスクが発生することになる」と疑問視した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月9日