香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」(南華早報)は8日、「苦境にあえぐ中国自動車メーカー、SUVの特急列車に乗る 今年は中国のSUVイヤーに」と題した記事を掲載した。どのような伝統的優位を持っているかに関わらず、すべての自動車メーカー(世界的に有名な自動車メーカーから、野心あふれる中国本土のメーカーにいたるまで)が、こぞって人気拡大中のSUVから利益を得ようとしている。環球時報が伝えた。
SUVの昨年の中国販売台数は20%増の250万台に達し、中国自動車販売全体の増加率の2倍以上に達した。SUVの現在の市場シェアは18%だが、業界関係者は数年内に25%に上昇すると予想している。ゼネラル・モーターズの中国法人の関係者は、「これまで一部の消費者に好まれるとされていた高級車とSUVが、いまや主流になった」と語った。先月の上海モーターショーで、吉利汽車などの中国ブランドが、新型SUVや関連するコンセプトカーを出展した。