中国国営通信の新華社によると、中国国務院の汪洋副総理は13日、米最大の投資会社バークシャー・ハザウェイの取締役会会長兼最最高経営責任者(CEO)である著名投資家のウォーレン・バフェット氏一行と北京で会談した。14日付中国証券報が伝えた。
バフェット氏の一投手一投足に投資家が注目している。バフェット氏はこれまでに2つの中国株を購入しており、1つは中国最大の石油・天然ガス生産会社・中国石油(ペトロチャイナ、H株)で、既に2007年にすべて売却している。もう1つは中国電気自動車大手の比亜迪(BYD、H株)で、ハザウェイ傘下の公益事業・エネルギー事業を展開するミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスが10%の株式を保有している。バフェット氏の今回の訪中が、再びA株市場で新たな旋風を巻き起こしてくれることに市場関係者は期待している。
「中国証券報」より 2013年5月14日