▽広東、江蘇、山東の3省がGDP1兆元超え
GDP総額が1兆元を超えたのは広東(1兆2612億8800万元)、江蘇(1兆1881億3千万元)、山東(1兆1076億5千万元)の3省だった。一方、海南(734億6200万元)、青海(356億8100万元)、寧夏(415億6900万元)は1千億元に満たなかった。
▽通年のGDP成長目標を上回った地方は5割未満
第1四半期のGDP成長率が通年のGDP成長目標を上回ったのは全体の5割未満の15省区市(雲南、天津、重慶、福建、安徽、海南、湖南、山東、河北、広東、浙江、北京、江西、甘粛、上海)だった。これにより、国民経済発展の「安定成長」に向け基盤が築かれた。残る16省区市は通年目標を下回り、各地方で経済成長率が減速していることが伺える。一方で、積極的な構造調整が各地の経済発展の新たな方向性になりつつあるとも言える。