日本の安倍首相が首相当選後に打ち出した経済政策「アベノミクス」の効果が現れ始めた。最近、円安が進行し、円の対米ドルレートがすでに1米ドル=100円を突破した。しかし、中国の対外経済貿易大学金融学院と和訊網が先般共催した中国経済モデルチェンジの窮境と円の大幅安による影響をテーマにしたシンポジウムで、日本の立命館大学経済学部の松野周治教授は、投機資金のアジアへの流入が加速していることが、最終的にアジア経済にマイナス影響を及ぼすことになると述べ、円安による悪影響への懸念を表明した。一方法で、米国の政治的圧力と日本の貿易赤字面の圧力もあり、円の対米ドルレートが1米ドル=120円まで円安が進行することはないとと松野教授が見ている。
日本には、ようやくデフレ脱却の光が見えてきたが、経済と国力を総合的に考慮する際に注意しなければならない問題が1つある。つまり、ドル換算の日本の経済規模の急速な萎縮ということである。