事前に何の予兆もなく、今年の世界資本市場で最も好調であった日本の株式市場が昨日雪崩のように暴落し、アジア太平洋の株式市場が全面安となった。この影響を受け、日本で大々的に推進されているアベノミクスの効果が再び疑問視された。「通貨の自信崩壊」が、今回の暴落の元凶とされている。
人々の予想を裏切り、日経平均株価は昨日の昼の取引で、穴の開いた気球のように高空から真っ逆さまに墜落し、取引終了時も持ち直す気配が見られなかった。同日の取引で株価が1000円超下落し(7.32%安)、2011年3月15日の最大の下落幅を上回った。