限界を迎える「アベノミクス」

限界を迎える「アベノミクス」。 日本の株式市場は先週木曜日、7.32%の暴落となり、下げ幅はここ13年で最大となった。日本の政府高官はこれに対する説明に追われ、下落原因として中国の経済指標が悪化したことなどを挙げた。しかし、その背後には、複雑で深刻な原因が存在している…

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発信時間: 2013-05-30 18:07:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第二に、債務リスクの増大。日本の国債総額はGDPの240%に迫っており、財政は赤字である。大型金融緩和政策の下、円安が急速に進み、インフレ水準が高まれば、資本の外への流れを促進し、政府の債務履行圧力を高めることとなる。

第三に、周辺国家が対応策を出し始めている。「アベノミクス」による大幅な円安は、韓国や台湾など周辺国家・地域への圧力を高め、こうした国家・地域の輸出競争力を弱め、ホットマネー流入の窮地を作り出している。

周知の通り、日本経済低迷の根本原因は少子高齢化にある。「アベノミクス」の実質は、老人に大量のモルヒネを打つようなもので、「飲鴆止渇」(毒薬を飲んで渇きをいやす)ということにほかならない。日本というこの「老人」はいつまで持ちこたえられるのか。「アベノミクス」は継続されるのか。日本経済はこれによって衰退を加速するのか。日本の今回の株価暴落は、注目すべきさまざまな問題を提起するものとなった。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月30日

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