UBS銀行はこのほど発表した報告書の中で、「中国製品が世界バリューチェーンの川上に移行しつづけ、将来的にバリューチェーンの中流に位置する輸入製品の多くが、メイド・イン・チャイナに取って代わられるだろう」と指摘した。ロイター通信が6月5日に伝えた。
同報告書は、「中国は隣国や製品輸出国にとって重要だが、その他の地域にとってはそれほど重要でもないとする見方がある。また東アジア産業チェーンの垂直融合を考えると、中国に輸出されたアジア各国の製品は、最終的に米国やその他の先進国に輸出されている」と言及した。