星展銀行財資市場部の王良享氏は、「市場は改革プランに、大胆な減税策と増給に関するプランがなかったことに失望している。日本では7月21日に参院選が実施されるが、安倍首相は選挙後に大胆かつ異論の多い大改革を推進するだろう。安倍首相が物価上昇目標を実現するためには、増給によりそれを支えなければならない」と指摘した。
改革計画に新しい中身がなかったことで、市場は冷ややかな反応を示している。日経平均株価は同日の取引で幸先の良いスタートを切ったが、円安の小休止により伸び悩み、1.94%高の1万2686.52円で取引を終了した。5月23日の暴落より、日経平均株価はすでに20%安となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月17日