中国の軍需産業と宇宙事業などのハイテク技術は、持続可能な発展を実現しなければならず、大規模な資金・技術などの支援を必要としているため、民用業界からも収益と支援を得なければならない。業界関係者は、「この点については時期が熟した状況下、現在のこれらのハイテク技術を民用市場に普及させ、技術により資金や参考データなどを手にすることができる。また各条件が満たされた場合、民間の資本を導入することも可能だ」と語った。
ある研究データによると、米軍の研究プロジェクトの6割以上が、民用分野に直接使用されている。例えば国際ネットワーク、GPS、77基の衛星により形成されるイリジウム衛星通信システムは、米国の国庫に向け尽きることのない財源を創造している。一部メディアは、「米国の軍事投入はこのようなメカニズムにより、軍民一体の付加価値効果を生んでおり、軍隊は国家経済の成長を促す宝箱になっている」と伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月18日