今年5月の自動車販売データが明らかになると、東風日産が東風・日産両ブランドの全車種で7万5967台を達成したことが自動車市場の注目の的となった。新型シルフィ(中国名・軒逸)、次世代ティアナ(同・天籟)、新型キャシュカイ(同・逍客)の販売台数がいずれも1万台を超え、同月販売台数の伸びを推進する最も大きな力になった。新型ティーダと新型サニー(同・陽光)がその後に続き、競争力の強さを示した。1-5月の累計販売台数は32万台を突破し、市場全体が微増にとどまる中、これほどの数字を達成するのはたやすいことではないといえる。「国際金融報」が伝えた。
東風日産乗用車公司の任勇副総経理(副社長)によると、5月の販売台数が東風日産にカンフル剤を打ち込んでくれた。7万5967台という月間販売台数は、東風日産の製品やサービスに対する市場の正面からの回答だ。新たな10年間のスタートを前にして、東風日産は傘下の車種の卓越した製品力、イノベーション、先進的なサービスをよりどころにして、新たな一章を開くものと確信する、という。