▽市場の低迷をよそに、日産ブランドは引き続き力を発揮
あるデータによると、次世代シルフィの販売台数は1万9428台に達したという。2012年7月の販売開始以来、次世代シルフィは優れた性能と群を抜いたサービスの旗艦乗用車という位置づけで、市場で高い人気を博し、販売数も高水準を維持してきた。注目されるのは、販売開始からの10カ月で17万4503台の売り上げを達成したことで、「高性能で、サービスがよく、かっこいい」という製品の力は過小評価できない。3月に販売が始まった次世代ティアナは、4月の販売台数の力強い伸びをさらに引き延ばすものとなり、5月には声も高らかに大きな前進を遂げ、月間販売台数が1万589台に達した。操作性の正確さは、消費者にこれまでにないドライブ体験をもたらしている。またティアナの魅力を体験できるコーナー「ティアナ体験館」の設置、「三冠王」と銘打った試乗チャレンジ体験の開催、ソフトウエア「ティアナ販売宝」などのイノベーション措置によって、次世代ティアナの人気と知名度は急速に上昇し、最終的に販売台数に反映された。スポーツ用多目的車(SUV)ブランドの中では、新型キャシュカイが目立った業績を上げており、5月の販売台数は1万770台で前月比15.4%増加し、今年1月以来の最高を記録した。卓越した製品力という優位点とブランドの位置取りによって、新型キャシュカイはSUV市場でしっかりと地歩を固めている。
また新型ティーダと新型サニーも好調で、販売台数はティーダが9938台、サニーが9218台に上り、消費者に高く評価されている。