世界金融センターランキングにおいて、香港は今年も3位の地位を維持し、米ニューヨークが1位に、英ロンドンが2位になった。
しかし中国都市競争力研究会は、「過去10年間、香港経済の成長率が緩慢だった一方で、中国大陸部の経済は高度成長を実現した。香港と中国本土の都市の開きが縮小し、同時に香港の大陸部都市に対する経済影響力が低下した。香港の国際的な地位は、中国大陸部の都市による強い脅威にさらされ始めている」と分析した。
中国都市競争力研究会の桂強芳会長も同日の記者会見で、「香港の競争力の研究をスタートさせ、香港中長期競争戦略計画を制定し、自らの優位を維持する差し迫った需要がある」と語った。
1998年に香港に設立された民間学術機関である中国都市競争力研究会は、毎年定期的に自ら作成したGN評価指標体系を使い、各地の優位について格付けを行っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月19日