中国上場企業による中間決算の発表は7月にピークを迎える。6月24日現在、上海・深セン株式市場で、中間業績予想を発表した上場企業が917社で、うち増益と予想した企業が515社、黒字転換と予想した企業が50社、黒字維持と予想した企業が4社となっている。24日付中国証券報が伝えた。
中間期で黒字になると予想した上場企業が全体の6割以上を占めているが、これら企業の利益額は楽観視できない状況にある。中間業績予想発表済み上場企業が予想した純利益の中間値で試算すると、比較可能なデータがない企業を除いた798社の中間期純利益の合計額は前年比1.45%減少し、第1四半期の前年比4.32%増から純利益が大きく縮小した。
「中国証券報」より 2013年6月24日