中国株が暴落、その原因を分析

中国株が暴落、その原因を分析。 経済成長率が低下しているが、経済の持続的な成長の基盤は依然として堅固だ。このような背景がありながら、6月24日の株価暴落は「スリル」あふれるものであった。中国の資本市場は一体どうしたのだろうか、と問いかけざるを得ない状況になっている…

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発信時間: 2013-06-25 16:48:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし資本市場の制度が制定された当初、不適格企業の上場廃止の細則が合理的に制定されなかった。そのため中国株式市場が、食べるだけで排出しない「大食漢」のようになり、治療が困難な「腸閉塞」を患った。社会全体の株投資の増加率が、上場企業の時価総額の上昇率を下回る条件を受け、株式市場の続落は必然的な流れだ。雪崩式の暴落とゆるやかな下落の繰り返しが固定化されれば、株式市場は最終的に直接的な資金獲得の機能を失う。この結末は、多層化された資本市場制度を構築しようとする、中国の取り組みに逆行するものだ。

中国の株式市場は現在、二つの難題に直面している。そのうちの一つは、「上場」だ。現行の発行制度の下、上場企業が発行する株式は株価利益率が高く、株価が高額で、不正行為が横行している。一級市場で二級市場の投資利益を食い尽くした場合、二級市場への投資は魅力不足だ。もう一つの難題は、「上場廃止」だ。不適格企業が上場廃止した場合、多くの投資機関と中小投資家の利益が損なわれる。特に小規模な個人投資家は、上場廃止による損失を受け入れる余裕がない。

そのため監督管理部門は発行制度を厳格にし、業績が好調で二級市場で投資を行う価値のある企業を上場させるべきである。その一方で投資家の教育を促進し、投資の無限のリスクと収益は共存するものだという認識を持たせる必要がある。これを踏まえた上で不適格な上場企業の淘汰に取り組み、中国資本市場の良好な環境の形成に努めるべきである。こうして、資本市場の価格曲線が需給関係の変化に基づき変化するようになり、より多くの資金が流入し、業績の好調な上場企業の株が買われる。資本市場はこれにより健全に発展し、資本市場の直接資金調達手段としての役割が果たされ、、投資家の収益が保障されることになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月25日

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