韓国の朴槿恵大統領が訪日より訪中を開始する。朴大統領が慣例を破り先に訪中を選択したことは、韓国の新政府が対中外交をこれまでより重視していることを示すものだ。
韓国が対中関係を重視
韓国の聯合ニュースは今月6日、「朴大統領が6月27日から30日にかけて、中国を公式訪問する。朴大統領は訪中期間、習近平国家主席と首脳会談を開く。双方は両国の戦略的パートナーシップの充実化について、協議を進める予定だ」と伝えた。
中国は朴大統領が就任後に初めて訪問するアジア諸国で、米国に続き訪問する大国だ。聯合ニュースは、「このようなスケジュールは、歴代大統領が当選後に訪日してから訪中するという慣例を破った」と伝えた。日本メディアも、「中韓の経済交流が日増しに深化しており、朴大統領は対中関係をより重視している」と指摘した。韓国の世論もまた、朴大統領の当選後の一連の措置は、その外交戦略における中国の地位が高くなったことを示しているとした。