朴大統領の当選後、初の海外特使団の派遣先は中国となった。韓国の歴代大統領は、米国もしくは米・中・日・露の4ヶ国に初の特使団を派遣することが多かった。一部メディアは、朴大統領の今回の措置は、米国と日本を驚かせたと報じた。
朴大統領の特使は1月23日、習国家主席に大統領の親書を手渡した。朴大統領は親書の中で、「韓国は中国との相互信頼の深化、各分野での協力の強化、両国の戦略的パートナーシップの強化と発展を願っている」と提起した。
朴大統領は2月25日の大統領就任演説で、米・中・日・露などとの相互信頼の強化に取り組むと語った。李明博前大統領はこの「4強外交」について言及した際に、「米・日・中・露などの国と提携を強化する」と述べていたが、朴大統領は中国を日本の前に置いた。