中国の全国人民代表大会(全人代)財政経済委員会は27日、「当面予算支出項目が調整を必要としているところが多い状況下、移転支出に関する管理の一層の強化が必要である。財政・税制改革を深化し、地方政府債務の監督・管理を強化することが重要課題となっている」と指摘した。28日付中国証券報が伝えた。
これは、全人代財政経済委員会の廖暁軍副主任が、同日開かれた第12期全人代常務委員会第3回会議で、2012年中央決算の審査結果について報告を行った際述べたものである。
同報告では、国務院が提出した2012年中央決算案が予算の執行状況を比較的よく反映しているものであり、全人代常務委員会はこれを採択するよう提案された。
「中国証券報」より 2013年6月28日