香港上海銀行大中華エリアの屈宏斌チーフエコノミストは先月30日に行われた2013年匯豊資産フォーラムと匯豊グローバル百万財智ドリーム大会で発言し、中国は経済成長のペースダウンと引き換えに改革が加速しており、改革ボーナスをより多く配当しつつあると述べた。「新京報」が伝えた。
屈氏は今後5年間の経済について楽観的な見通しをしており、理由として中国に経済のモデル転換の兆しがみえていることを挙げた。屈氏によると、今後3-5年間、中国の経済成長には改革によってもたらされるボーナスが必要だという。また最近、銀行間取引市場で現金が不足し、管理レベルが慎重に救済手段をうち出していることで、銀行が試されているといえる。銀行は短期コール市場で短期的な利益を上げることにこれ以上時間を割くべきではなく、必要なことは実体経済に資金を回すことだ。銀行がこれから資産配置の効率を高めることを確信しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月1日