中国商務部が発表したモニタリングデータによると、先週(6月24日―30日)、全国36主要都市の食用農産物の価格が2週連続で下落し、生産財価格が7週連続の下落となった。3日付中国証券報が伝えた。
アナリストは、2013年に入ってから、物価水準が全般的に低いことを踏まえ、上半期の消費者物価指数(CPI)は2.5%前後に、下半期も低位安定の傾向が濃厚であることから、年間CPI上昇幅は政府許容上昇幅上限の3.5%をはるかに下回る2.6%になると見ている。低いインフレ率が金融緩和に余地を与えているが、当面中国政府が金融政策を大幅に緩和する可能性は小さいと見られる。
「中国証券報」より 2013年7月3日