その他の主要経済指標も、輝かしいものとなった。日本の5月の鉱工業生産指数は前月比で0.2%上昇し、4カ月連続の上昇となった。小売業の売上高は前年同月比で0.8%増となり、5カ月ぶりの増加となった。住宅着工件数は前年同月比で14.5%増となり、9カ月連続の増加となった。
日銀が7月1日に発表した企業短期経済観測調査(日銀短観)によると、日本の6月の大企業製造業業況判断指数(DI)が、前回調査より12ポイント上昇し、2011年9月以来で初めてプラスに転じた。
国際通貨基金(IMF)が4月に発表した経済展望報告は、今年の日本経済の成長率を1.6%に上方修正した。日本経済研究センターもこのほど、2013年度の日本のGDP成長率が2.6%に達すると予想した。