中国のベンチャーキャピタル(VC)とプライベート・エクイティ(PE)の調査研究機関である清科研究センターが先般発表したデータから、上半期の中国買収・合併(M&A)市場の取引総額が過去最高を記録したことが分かった。
発表によると、上半期の中国M&A市場の取引件数は406件で、前年同期比10.6%減、前期比24.4%減となった。しかし、取引額が公表された383件の取引総額は、前年同期比24.1%増、前期比121.0%増の403億4200万米ドルとなり、半期取引総額では、過去最高を記録した。
業種別に見ると、不動産業の取引件数が55件で、全業種の取引件数1位となり、エネルギー・鉱物資源開発業の取引額が173億4100万米ドルで、全業種の取引額でトップを維持した。
「中国証券報」より 2013年7月8日