中国と米国が安全保障や経済を中心に幅広い課題について話しあう第5回戦略経済対話が、2日間の日程でワシントンで行われた。中国国務院の汪洋副総理は対話1日目の10日、開幕式で発言し、対話を通じて両国間の戦略的信頼関係の増進を図るべきであると強調した。12日付中国証券報が伝えた。
汪洋副総理はその際、対話を通じて協力強化のチャンスを見出すことが必要だとも述べた。今回の経済対話で、双方がマクロ経済政策での協調、貿易と投資、エネルギー安全と気候変動対策、金融の安定と改革などの重要問題について議論した。両国が投資、金融、エネルギー、エコ経済、インフラ施設などの分野における協力強化の道を探求し、新たな共通利益、経済をけん引する目玉を発見し、中米関係の発展にプラスの「エネルギー」を注ぎ込むことが対話の目的である。
「中国証券報」より 2013年7月12日