中国商務部は11日、自動車の発展による循環消費促進をテーマとする発表会を開いた。発表会で、商務部の関係責任者は、これまでに自動車買い替え奨励政策や自動車廃車に伴う自動車購入への支援政策の実施により、老朽自動車と排気ガス基準を満たしていない自動車の廃車台数は100万台に達し、新車購入関連の経済効果は1200億元に達したと説明した。12日付中国証券報が伝えた。
中国は2015年前後に自動車廃車のピークを迎える。アナリストは、「政策の改善と関連法律の整備に伴い、廃車時の自動車回収・分解に関する規定がより規範的なものになる。関連設備の回収・処理に関わる一部上場企業も受益することになる。新車消費が引き続き促進されるとともに、大型金属処理設備市場が爆発な成長になる可能性がある」と指摘する。
「中国証券報」より 2013年7月12日