中国国家統計局が発表した最新データによると、2013年上半期、日本の対中国輸出額は前年同期比13.8%減の761億米ドルだった。一方、韓国と中国台湾の対中国出額はそれぞれ11.6%増と36.8%増となった。
日本の内閣府は「中国が改革開放路線に転じた1980年ごろから、日本の中国向け輸出はほぼ一貫して首位を保ってきた。しかし、2012年下半期、韓国の対中輸出が日本を上回り、2013年上半期には台湾に追い越され、日本は3位に転落した。その上、4位の米国との差も縮まりつつある」と述べている。
データによると、日本の対中輸出が前年同期比でマイナスに転じたのは2012年上半期である。品目別の影響度を見ると、対中輸出の主力品である建設機械など一般機械の不振が響いた。日本建設機械工業会によると、2013年5月、中国向けの建設機械の輸出額は前年比71.8%減となった。中国政府の不動産投資抑制策により、建設機械の需要が急減したことが主な要因であるようだ。