中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は先般、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、長期投融資に関する4項目の意見を提起した。22日付中国証券報が伝えた。
一、長期資金の供給を重視し、貯蓄率の向上を図ることで、長期投資に豊富な資金源を提供する。二、金融市場を通して資金需給のミスマッチの問題を解決するにあたり、債券市場の発展などに向けた政策を実施し、投資家により多くの長期金融ツールとより適した支援枠組みを提供することで、長期投資のリスクを背負う投資家を奨励する。三、多国間金融開発機関の融資能力の向上を図る。四、長期融資と環境保護の関係を的確に処理する。
「中国証券報」より 2013年7月22日