英国の製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は22日、同国の首都ロンドンでコメントを発表し、中国法人の上級管理職の一部が贈賄事件に関わっていたことを認めた。「人民日報」が伝えた。
コメントによると、中国法人の上級管理職で企業運営に熟知した者が、企業の既定のプロセスや監督管理に従わないという手段によって、不当な操作を行い、中国の法律に抵触した。GSKはこのような行為を絶対に容認しないという。
GSKは、中国政府の腐敗根絶の決意と行動を全力で支援し、中国政府の医療改革を全力で支援する方針であり、中国政府と協力する準備を整えているという。
コメントによると、GSKは中国での運営モデルの検討を積極的に進めており、運営モデルの調整を通じて、薬品価格中の運営コスト引き下げをはかり、より多くの中国人患者に手が届く価格の薬品を提供していく計画だという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月23日