中国国家統計局はこのほど、中国の上半期の国民経済運行状況を発表した。中国の上半期のGDP成長率は7.6%となり、都市部住民の1人当たり可処分所得は6.5%増、CPIは2.4%上昇となった。人民網が伝えた。
◆上半期の経済発展 5つの注目点
中国国家統計局の盛来運報道官は、「経済運行は全体的に安定し、構造調整が着実に推進され、モデルチェンジ・グレードアップの質が着実に向上した」と発言し、上半期の経済運行の特長をまとめた。複雑な国内外情勢に直面しながらも、経済運行には多くの注目点があった。
注目点1:経済成長が比較的安定した。第1四半期のGDP成長率は7.7%、第2四半期は7.5%となり、下げ幅が小さく抑えられ、かつ5四半期連続で7.4-7.9%の区間内に収まった。上半期のGDP成長率は7.6%に達し、予想されていた7.5%を上回った。