中国の物流大手で香港聯合証券取引所に上場する深セン国際ホールディングス有限公司、シンガポールの金融大手DBS銀行香港支店は1日、中国の大手銀行である中国銀行の深セン支店と共同で、前海特別経済区におけるクロスボーダー人民元建て貸付契約に調印した。契約期間は1年間で、貸付規模は1億元である。うち、DBS銀行香港支店が貸付業務を行い、中国銀行深セン支店が国内の決済業務を行う。2日付中国証券報が伝えた。
DBS銀行香港支店のマネージャーである張建生氏は「前海特別経済区における双方向のクロスボーダー人民元建て貸付業務は人民元の還流メカニズムの形成を促進することにプラスとなり、人民元のグローバル化の更なる進展につながる」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年8月2日