更に、日本の電子機器製造大手の多くは依然深刻な苦境に立たされている。シャープを例に挙げれば、同社は未だに資金チェーンの緊迫した状況から脱却できていない。電子機器の消費市場の情勢はなおも厳しいものであり、ソニーは既にパソコン、テレビ、ビデオカメラの通期売上高予想を下方修正している。サムスンやアップルなどの海外勢に押され、携帯端末事業の低迷に喘ぐ日本メーカーは未だ、突破口を見つけられずにいる。スマートフォン市場でのサバイバル競争に負けたNECは先般、スマートフォンの新規開発を中止し、現在販売中の機種を最後に生産および販売を終了することを発表した。今後は従来型携帯電話機の開発と生産に力を入れるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月11日