胡氏の研究チームによれば、今後20年間、この「5つのエンジン」が中国の経済意成長に途切れることのない新たな原動力を提供するという。新型工業化の加速で中国は世界最大の工業製品生産国となり、新型都市化の加速で中国は世界最大の都市人口国となる。情報化と知識化の加速で中国は世界最大の情報化社会と知識社会となり、インフラの近代化加速で中国は高速鉄道網、高速道路網、大型ハブ空港、大型港湾、大型スマートグリッドなどで世界最大の近代的インフラ投資国、先進国となる。そしてグローバル化の加速で中国は世界最大の輸出国となり、さらに将来的には世界最大の輸入国、世界最大の貿易・サービス国、世界最大の対外投資国の一つとなるというのだ。
胡氏は「この5つのエンジンは相互作用、相互サポート、相互需要、相互促進する。我々は中国の長期的な高度経済成長に強い自信を持っている。それでも中国の長期発展のポテンシャルと大きな可能性に対する評価はまだ足りない。それは現有の経済成長モデルでは党指導部の革新と十数億人の中国国民の革新を反映できないからだ」との見方を示す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月12日