「村での暮らしはとても気持ちが良く、村を離れたいと思っている人はいません」、と山東省沂源県大張荘鎮(町)水営村の70歳の郭おじさんは一新した村の姿を見て感慨深けに語っている。これは水営村が「環境を保護し、郷里を大切にする」ことを主要な内容として、美しい農村を建設する活動の中で成し遂げた成果である。
水営村は、「環境を保護し、郷里を大切にする」という方針を掲げ、メタンガスのエネルギー利用を目的としたメタンガス池を年間を通して運営し、環境保全を考慮した飼料のアンモニア処理施設を運営し、サイレージ(家畜用乳酸発酵飼料)のアンモニア処理施設の建設に力を入れることで、、稲やトウモロコシなどの大量の作物の茎をサイレージとして貯蔵し、ウシやヒツジを飼育している。メタンガス池を建造し、ウシやヒツジの糞便と雑草を利用してメタンガスを発生させ、それから得られるメタン発酵消化液の液肥は高品質の有機肥料として、市場で人気のあるグリーン食品を生産し、農業、林業、家畜業が相互作用で発展していくプラスの循環を形成している。村の衛生環境が保たれ、郷里は美しい成功の道を歩み出し、著しい経済効果と社会的便益をもたらし、新農村建設に向けた足並みは大幅にスピードアップした。