同時に、メタンガス発生技術の発展も村で成果を挙げ、村民たちは自らが改造した衛生的な家畜小屋のそばにメタンガス池を建造し、ウシとヒツジの糞便、雑草、廃棄物を発酵させてメタンガスを発生させることで、廃棄物を貴重な飼料・肥料に変え、これまでの大通りの汚い、乱れた、悪い状況を変えたばかりでなく、果樹業のグリーンで無公害化した生産のための十分な有機肥料を提供している。現在、この村の特色ある農業は約67ヘクタールまで発展し、そのうち、赤ブドウの生産は24ヘクタール以上、紅富士リンゴ、中華寿桃(モモの一種)などの乾燥・新鮮果実類の果樹園は約43ヘクタールにわたって広がっている。ウシ、ヒツジ、ブタの飼育頭数は5500頭以上に達し、村全体の牧畜業生産高は30万元以上、林業・果樹業の収益は58万元以上に達している。今の水営村には森林が広がり、食糧が豊富で、家畜が活気に満ちた新しい風景が広がっている。
水営村の山は青くなり、河川や湖沼の水はきれいになり、農家も豊かになり、人々の生活の質が全体的に向上している。豊富なミネラルを含んだ山の水を家に引き込まれ、衛生基準を満たした優良な品質の水を飲むことができるようになった。山の水が家に引き込まれるようになってからは、日ごろは草花を育てていなかった人も、草花で家を彩るようになり、君子蘭、フジバカマ、ボタン、ミカンの木などを育てている人もいれば、モクセイ、カイドウなどの名花、貴重な花の手入れに精を出している人もいる。農家の多くが四季ごとに様々な草花と緑が彩る庭園を持ち、人々は仲睦まじく美しい生活を送っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月12日