■消費習慣の違いが利益の妨げに 有料化は作者の著作権を保護する
有料の表情アイコンで利益をあげている会社といえば、最も成功しているのは韓国NHNが出資する日本LINE株式会社による無料通話・無料メッセージアプリ「LINE(ライン)」だ。某メディアによると、LINEの四半期の売上高は5800万米ドル(約57億3968万円)で、うち30%をスタンプ・表情アイコンの収入が占めている。有料スタンプでは、有名キャラクターのスタンプ・表情アイコンを購入する人が比較的多く、スタンプ商店ではユーザーは1種類170円で可愛らしく表情豊かなスタンプをいくつも購入することができる。
LINEは中国のSNSプラットフォームに非常に素晴らしい成功例を示したが、この成功モデルを真似するのは容易なことではない。多くの中国ユーザーは無料でサービスを受けることに慣れている。表情アイコンにお金を支払うことを受け入れるのはそう簡単ではない。