微信5.0の表情アイコン有料化のニュースが流れると、多くのユーザーから不満の声があがった。「ニューバージョンの微信がLINEのやり方を真似ているのは明らかだ。表情アイコンはLINEに劣っているのに、さらに有料だなんてありえない」という人や、「どうせ基本の表情アイコンしか使わないから、有料だろうと関係ない」とコメントする人もいた。しかし、微信5.0が発表されると、ネット上ではただちに「微信5.0有料表情コメントのクラッキング方法」とするスレッドが立ち上がった。
「表情アイコンの無料化は、著作権に対する意識の欠如をユーザーにもたらす。これでは健全な生態系は築けない」という見方を示す業界関係者もいる。この意見に対し、陌陌の広報担当・文亜娟氏も賛同の意見を示している。文氏は、「表情アイコンのデザインは他の芸術作品や創作物と同様に作者の心血が注がれている。中国の消費者は徐々に絵画を買うという行為を受け入れ始めているが、一方表情アイコンといったバーチャル商品の価値は認めていない。表情アイコンを購入することによって、作者の著作権を支持することができ、中国のオリジナル商品を開発するという目的を支持することにつながる」と考えている。