中国石油(ペトロチャイナ)、中国石油化工(シノペック)、中国建設銀行などの中国を代表する企業各社が相次いで中間決算を発表したことで、2013年上半期の中国上場企業業績の全貌は次第に明朗になった。
8月26日現在、中間決算発表済み上海・深セン株式市場上場企業は2027社に達し、これら企業の上半期の営業収入は前年同期比9.14%増の7兆7600億元、親会社・株主に帰属する純利益は同11.41%増の6124億2700万となった。
第2四半期に、資金逼迫などの要因による影響があったものの、第1四半期の純利益が前年同期比10.31%増という好調傾向が、第2四半期も引き継がれた。推計では、中国全上場企業の上半期の前年同期比純利益伸び幅は12%前後になる。
「中国証券報」より 2013年8月27日