中国PVC市場低迷続く、取引量の改善が見られず
中国PVC市場低迷続く、取引量の改善が見られず。
タグ： 中国ＰＶＣ市場
発信時間： 2013-08-27 14:50:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
ポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）市場の有効需要の低迷が続く中、工場の仕入れの動きは積極性に欠け、全体的な取引量は未だに改善の兆しが見られない。大口商品情報を提供する生意社は２６日、ＰＶＣ価格は短期的には狭い範囲で変動する調整局面が続くとの見方を発表した。２７日付中国証券報が伝えた。
現在、中国国内のエチレン価格は１トンあたり７１００―７４００元、炭化カルシウムの価格は１トンあたり６７００―７０００元で、ファームオファーによる価格交渉が可能である。川上市場の状況を見ると、商品先物取引所であるニューヨーク・マーカンタイル取引所（ＮＹＭＥＸ）における１０月決済の軽質低硫黄原油先物の取引価格は１．１８米ドル上昇し、１バレルあたり１０５．０３米ドルとなり、８月９日以来最大の上げ幅を記録した。
生意社のアナリストは「ＰＶＣの川下市場は現在、需要が鈍化しており、在庫補充の動きも弱く、様子見ムードが強い。市場価格は短期的に小幅推移を維持する調整局面が続く」と指摘した。
「中国証券報」より 2013年8月27日
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