「中国経済が7.5%の成長を実現すれば、世界経済成長への寄与率は27.76%になる」。財政部の朱光耀副部長は28日、外交部で開かれた記者会見で、中国経済の世界経済成長に対する寄与についてこう述べた。
朱副部長は「中国経済は経済加速のギア入れ換えの時期、構造調整の陣痛期、経済刺激策の消化期にある。マクロ政策は持続性と安定性を維持し、政策の的確性と有効性を高め、経済成長に一時的で短期的な変動が見られたとしても経済刺激計画を急ぐ必要はない。ミクロ政策を活かすには断固として改革措置を実施し、投資の審査・承認プロセスの簡素化、零細企業の税収減免、営業税から増値税への移行を進める必要がある。一連の改革措置を通じて市場主体の内在活力と内生動力を高める」と語った。