UBS証券は28日に発表したレポートの中で、康師傅(00322.HK)の目標株価を23香港ドルから19.6香港ドルに引き下げ、投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に下方修正した。29日付中国証券報が伝えた。
「中間決算の業績に問題ないが、康師傅は業界の熾烈的な競争の中で、独りよがりの立場を維持することができなくなった」とUBS証券が指摘した。康師傅が積極的な販促活動を実施しているにもかかわらず、茶飲料販売全般は不振が続いている。そのため、UBS証券は康師傅の茶飲料の売上高予想およびインスタントラーメン・飲料の利益予想を下方修正し、康師傅全体の2013―15年利益予想をそれぞれ17%、19%、20%下方修正した。
「中国証券報」より 2013年8月29日