時価総額世界最大の銀行である中国工商銀行が29日に発表した2013年中間決算のデータから、同行の上半期の純利益は前年同期比12.4%増となったことが分かった。
発表によると、中国工商銀行の上半期の純利益は前年同期比12.4%増の1385億元、1株当たり利益は0.4元、1株当たり純資産は3.35元、総資産利益率(ROA)は年率1.53%、加重平均純資産利益率(ROE)は年率23.25%だった。
6月末時点で、新しい資本管理方法に基づいて計算すると、中国工商銀行の自己資本比率は13.11%、コアティア1とティア1の比率はともに10.48%で、不良債権率は0.87%と、年初から0.02微増し、3月末と比べて横ばいとなった。
「中国証券報」より 2013年8月30日