広東省の朱小丹省長は16日、広東省・香港協力連席会議第16回会議に出席し、「広東省・香港・澳門(マカオ)自由貿易区の設立はまだ計画段階にある。政府の調査研究チームは関連の調査・評価を終えており、自由貿易区の位置づけや機能を盛り込んだ報告を近く中央政府に提出する見通しである」と述べた。17日付中国証券報が伝えた。
朱省長はまた、「上海自由貿易区は世界に開放する自由貿易区と位置づけられている。上海自由貿易区と異なり、広東省・香港・澳門自由貿易区は地域的自由貿易区と位置づけられている。世界経済における香港の地位を全面的に活かし、香港の優位性を利用して華南地区の経済発展を促進することが狙いである」との見方を示している。
「中国証券報」より 2013年9月17日