米ドル安傾向が続く中、人民元対米ドルレート基準値は10月14日、中国の為替改革が実施された2005年以来の最高水準を再度更新した。また、人民元対米ドルのスポットレートは1カ月以上続いていた調整局面から脱却し、過去最高を記録した。15日付中国証券報が伝えた。
中国外匯(外国為替)取引センターの発表によると、14日の人民元対米ドルレート基準値は1米ドル=6.1406元と、前の取引日より52ベーシスポイント上昇し、10月8日に記録した為替改革以来の最高水準である1米ドル=6.1415元を上回った。