中国商務部の沈丹陽報道官は24日、中国新聞社が主催する「中国経済動向分析会」の席で、「現在の動向から見て、2013年の中国の貿易額は初めて米国を上回り、世界トップになる見通しである」と述べた。25日付中国証券報が伝えた。
沈報道官によると、中国の輸出額が世界貿易額に占める割合も拡大する見込みだ。上半期、中国の輸出額が世界貿易額に占める割合は11.54%に達し、2012年の11.27%から0.27ポイント上昇した。
2012年、中国の貿易額が3兆8667億6000万米ドルで、うち輸出額が2兆489億3000万米ドル、輸入額が1兆8178億3000万米ドルだった。同年、中国は世界最大の輸出国、世界2位の輸入国の地位を維持したが、貿易額がやや米国を下回った。
「中国証券報」より 2013年9月25日