中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は先般、『消費者金融会社試点管理弁法』の改正について、一般意見募集を実施した。今回の改正では出資者の条件、業務範囲、経営計画などについて調整が行われる。これにより、モデル事業拡大における政府の要求に応え、モデル事業に関わる企業の業務の発展と監督・管理における差し迫った重点問題の解決を図る。
改正案では、新たな主要出資者のタイプが加えられた。より多くの消費者金融資源の面で優位性を持つ民間資本が消費者金融分野に参入することを奨励するため、主要出資者に関する規定が修正された。一定の実力(ここ1年間の営業収入が300億元を下回らないこと)を備えている、消費者向け貸付業務に関する商品の提供を主要業務とする国内の各種所有制の非金融企業が主要出資者とする消費者金融会社の設立が承認されることになる。